[CSR] 2020年分の「 カーボン・オフセット 証書」が届きました!

2021.05.27

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社から、2020年の1年間分の温室効果ガスの排出量削減への貢献を証明する「 カーボン・オフセット 証書」が届きました。(写真)

これは、同社が実施している「グリーン・グラフィック・プロジェクト(GGP)」に参加している印刷会社に毎年発行されるものです。

 

同社では、オフセット印刷の「版」となるアルミのプレート(=CTPプレート)について、環境に負荷のかかる現像液が不要で、かつ使用済みプレートのリサイクルにも対応した、温室効果ガス排出量の低減されたモデル(完全無処理サーマルCTPプレート)を展開しています。
さらに、工程上どうしても発生してしまう温室効果ガスについては、発展途上国へのクリーンエネルギー支援によってカーボン・オフセット(排出量の埋め合わせ)を実施。
これによって、温室効果ガス排出量ゼロのCTPプレート「カーボンゼロ・プレート」として、印刷業界への普及を推進しています。

この取り組みを、「カーボンゼロ・プレート」を導入している印刷会社も巻き込み、多くの企業が参加するCSR活動として構築したのものが「グリーン・グラフィック・プロジェクト(GGP)」です。
参加している企業には、「カーボンゼロ・プレート」の年間利用量に応じて、CO²換算でのカーボン・オフセット量が記載された証書が発行されるという仕組みです。

証書によると、昨年弊社が使用した「カーボンゼロ・プレート」に係る30,555kg分の温室効果ガスについては、ネパールのバイオガスプロジェクトの支援によってオフセットされたとのこと。
こうした本業を通しての社会貢献をより一層拡大できるよう、引き続き注力してまいります。

 

(参考情報)

富士フィルムホールディングス CSR活動報告
「完全無処理サーマルCTPプレート」によるCO2排出量削減活動
https://holdings.fujifilm.com/ja/sustainability/activity/environment/priority-issue-1/graphic

 

カーボン・オフセット 証書