3/1 明星大学デザイン学部主催 DeST2024に参加

2025.03.25

明星大学デザイン学部主催の「デザインセッション多摩」通称DeSTに参加してきました。毎年開催されるこのイベント、
クリエイティブの力で多摩の魅力を再発見する試みで、毎回そのテーマが変わります。今回はズバリ「まちなかファクトリー」!
という事で、まさに多摩で工場をもつ文伸は、その題材として協力させていただきました。

午前中の第1部では、地域で活躍するプレーヤーの具体的な事例を中心にトークセッション。
様々な視点で語られる、クリエイティブを中心とした取り組み。その中心にあるのはやはり「人」である、
というのは印象的な言葉でした。また、「稼ぐ」という事がとても大事であり、つまりそれが必要で買ってくれる人がいるという事である。
その言葉が印象的で、忘れていけない部分だと感じました。(三浦)

 

午後は、第2部「ワークセッション」に参加しました。「工場とまちの関係をデザインする」をテーマに、グループに分かれてデザインの力で新しい取り組みを考える企画です。

地域で活躍されているグラフィックデザイナーの古田裕さんをリーダーに、お声がけに集まってくださった皆さまと一緒に、文伸と武蔵野地域の新たな取り組みについて議論しました。参加者の皆さまからは、数多くの貴重なご意見や企画をご提案していただき、プレゼンを行いました。

たとえば、以下のようなアイデアが出ました。

・地域の方々に「印刷=文伸」を知っていただくためのワークショップ「印刷塾」の開催
・趣味の分野で執筆・発表したい方向けの媒体を文伸が制作する

何よりも嬉しく、ありがたかったのは、参加の皆さまが当社について時間を割いて考えてくださったことで、その時間を共有できたことは貴重な体験でした。

今回のワークセッションを通して改めて実感したのは、私たちが思っている以上に、一般の方々は私どもの自費出版や印刷事業についてご存じないということです。関心がなければ当然のことですが、本づくりを身近に感じていただける機会を増やしていく必要性も感じました。

また、他のグループの発表も非常に興味深いものばかりで、その場でグループ同士の新しいコラボの話が持ち上がった際には興奮しました。(宮川)