一般社団法人日本グラフィックサービス工業会(略称:JaGra・ジャグラ)の令和3年度ジャグラ作品展最終審査会が行われ、 当社エントリーの「東京諸島の特産品アンテナショップの印刷物と企画運営」が見事、厚生労働大臣賞を受賞しましたことを報告させていただきます。
2022年6月2日〜6日に開催されました、『ジャグラ文化典 愛知大会』にて受賞式が執り行われ、代表の川井が賞状を頂きました。
今回の受賞の始まりは、2020年冬に吉祥寺で開催した「東京諸島の特産品アンテナショップ」でした。物販だけではなく、アフターコロナを意識した観光プロモーション、島の生産者とバイヤー・事業者とのマッチング支援も企画提案内容に織り込んだものでした。
その後、2021年夏にローカル色の強い東小金井駅、そして2022年冬に昭島の大型商業施設「モリタウン」の催事スペースなどロケーションの違う場所でそれぞれ戦略を立て、売場づくりやディスプレイ、店舗企画内容なども回を増すごとに進化していくことができました。
今回の受賞については、ひとえに地域の方々の協力があってこそだと感じています。
お付き合いのあるデザイナーにシンボリックな島のロゴマークの制作をお願いし、商品のバーコード管理は地元の企画会社の協力を得て学びました。
さらに、地域の印刷業を通して培った繋がりを活用し、チラシやポスターの配布先や地元ケーブルテレビやFM放送、マスメディアへのプレスリリース、各種SNSを使い宣伝することで、着実に集客につなげることができました。
印刷業という枠を超えてチャレンジした、アンテナショップの企画・運営でしたが、集客数・売上とも、東京都商工会連合会と島の6商工会(大島町、八丈町、三宅村、新島村、神津島村、小笠原村)から高い評価をいただきました。
今年8月に創業60周年を迎える文伸としては、印刷・出版事業に加え、東京諸島アンテナショップを基軸にした新たな事業領域の開拓に本腰を入れていきます。
今後とも、文伸を何卒よろしくお願い申し上げます。