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今月のはな子|第25回「はな子の寒さ対策」

『いのきちさん』過去記事紹介(『いのきちさん』25号 2015年11月1日発行 掲載)
―2011年11月から2017年11月にかけて刊行された、井の頭恩賜公園100周年カウントダウン新聞『いのきちさん』。ご愛読くださっていた方々の声にお応えし、掲載当時の記事をご紹介していきます―

はな子の寒さ対策

猛暑だったあの夏が幻だったかのように涼しくなってきました。朝晩は長袖の服でなければ風邪を引いてしまいそうです。

井の頭自然文化園では、はな子の体調管理に万全を期すため、すでに暖房を使用し始めています。設定温度を23度とし、過ごしやすい温度になるように気をつかっています。

いまはまだ、電気ファンヒーターを使用していますが、もっと寒くなると、強力なガス遠赤外線ヒーターを使うようになります。天井のファンは、上にたまってしまう暖かい空気を下に送り込むのに有効です。

そして、寒くなって来たときに気をつけなければならないのが、寒暖差です。朝、運動場に出すときには、暖かい室内から急に外に出すと温度差が激しいときがあります。そこで、朝一番に室内展示場のシャッターを開けて、外と中の温度差が無いようにしています。ちょっとしたことですが、とても大事なことなのです。

 

大橋直哉 井の頭自然文化園 教育普及係

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。
(いのきちさん25号 2015年11月1日発行 掲載)

ガス遠赤外線ヒーター


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