アートマーケッツとヘブンアーティストな人々|その14「DOG BRUNAさん(ペットの帽子作家)」

2018.11.02

『いのきちさん』過去記事紹介(『いのきちさん』14号 2014年11日発行 掲載)
―2011年11月から2017年11月にかけて刊行された、井の頭恩賜公園100周年カウントダウン新聞『いのきちさん』。ご愛読くださっていた方々の声にお応えし、掲載当時の記事をご紹介していきます―

DOG BRUNAさん(ペットの帽子作家)

フェルトのクラシカルなハット、テンガロン風、2色使いのキャップ、海賊がかぶるような三角帽子まで、DOG BRUNAさんの店先にはさまざまな形の帽子が所狭しと並びます。そのどれもが、手のひらに乗るサイズ。ペットやぬいぐるみなどにかぶせるための小さい帽子です。

「飼い主さんとコミュニケーションがとれている子は、帽子をかぶるんです。飼い主さんが喜んでいる顔が、ペットもうれしいみたい」。大きさや重さを選んであげると、犬はもちろん、猫やモルモット、モモンガ、フクロウやアゴヒゲトカゲもちょこんとかぶっておしゃれします。

趣味が高じて、井の頭公園に出店し始めたDOG BRUNAさん。トリマーになるための学校で学んだために、犬の頭の形を熟知しています。型くずれしないように加工を施し、リボンやレース、素材に凝ってバリエーションを増やしてきました。1月に向けて干支にちなんだもの、夏前には祭りやマリンテイストのものなど、季節先取りのモチーフも好評です。

 

取材:小田原 澪(おだわら みお) 編集者・ライター。フィールドは多摩。三鷹市在住

 

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。
(『いのきちさん』14号 2014年1月1日発行 掲載)

お店番は愛犬のBRUNAちゃんも一緒

ミニサイズでも精巧な、手づくりの帽子。


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