『吉祥寺今昔写真集』の発刊に寄せて(代表取締役 川井信良)       

2018.08.06

おかげさまで、新刊『吉祥寺今昔写真集』が8月1日に無事発売となり、地域の書店様からもご好評の声をいただいております!!

[参考:チラシ等はこちらから]
2018年8月6日 [プレスリリース]『吉祥寺今昔写真集』を出版しました

そこで、ぶんしんBlog編集部では、本書の主任編集者であり、弊社の代表取締役である川井信良に、読者のみなさまへのお薦めコメントを依頼してみました。


結果、、、この記事のタイトルに相応しい、堅めの文章になってしまいましたが…
編集者としての本書への愛着、思い入れについては、発売日に書店様で遭遇した吉祥寺ロコさんがお送りくださった下記の写真でおわかりいただけるかと思います♪


『吉祥寺今昔写真集』は、一般財団法人武蔵野市開発公社と吉祥寺今昔写真館委員会の企画で、ぶんしん出版が編集の主体となり出版されたものです。
出版に際し集められた写真や資料は、主に武蔵野市開発公社の提供と吉祥寺今昔写真館委員会の収集していたものと、ぶんしん出版で保管収集したものが集められました。特に、昭和時代に吉祥寺を撮影してきた石川正一さん(故人・昭和6年生)、土屋恂さん(昭和2年生/91歳)、鈴木育男さん(昭和6年生/87歳)の3人の貴重な写真が一堂に会したことが、この写真集の大きな魅力になっています。

また本書は、江戸明暦の大火による吉祥寺村の誕生から、明治の鉄道の開通と吉祥寺駅の開設、大正の井の頭公園開園と関東大震災後の人々の移住や学校の移転、昭和初期の軍需工場の新設などにも触れていますので、吉祥寺の歴史が写真やイラストで一通り理解できるようになっています。

監修者には、2017年12月に放送されたNHKの『ブラタモリ吉祥寺』の案内役の高橋珠州彦さん(明星学園教諭)にお願いしました。明治後期からの吉祥寺の発展を研究している歴史地理学・近代都市形成史の研究者です。また、コラム執筆者として、吉祥寺をテーマにした著作物を出している方々にも登場していただき、吉祥寺の魅力について語っていただきました。

その中でも特に監修者の高橋珠州彦さんの次のメッセージをご紹介して結びといたします。
「(前略)『吉祥寺らしさ』とは何か、なぜ多くの人がこの街を愛するのか、これらに答えはない。しかし、この地域の成り立ちを振り返ると、この街には長く受け継いできたDNAのようなものがある。(中略)本書を読みながら、ぜひ多くの方に、この街が受け継いできたものが何か、感じ取っていただきたい。(後略)」。

株式会社文伸 代表取締役社長 川井信良


(写真提供 / special thanks:吉祥寺ロコ TwitterFacebookページ


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