弊社が制作・印刷を担当させていただいた、三鷹市のエコミュージアム情報誌『みぃむ』が発行されました。
今回は創刊特別号として、2018年11月から公開されている「大沢の里古民家」が特集されています。
解体・再生の経過がビジュアルで紹介されているほか、三鷹にわさび農家が誕生するまでの経過、わさび農家に残されている古文書の解説など、盛りだくさんの内容になっています。
特集のほかにも、ブラタモリの吉祥寺で案内人を務められた明星学園高校教諭(※寄稿時|現在は明星大学准教授)の高橋珠州彦先生による、井の頭公園が桜の名所になるまでの経過を追っていった論考「”桜名所” 井の頭の誕生を支えた人びと」、地元で唄い継がれてきた木遣り唄や古老のお話、下連雀地域の今昔、イラストレーターの小坂タイチさんによるエコミュージアムMAPなど、表紙を含めた24ページに地域の魅力がぎっしりと詰まっています。
ちなみに、「そもそもエコミュージアムとは?」と思われる方も多いと思いますが、文部科学省のWEBサイトでは次にように紹介されています。
「ある一定の文化圏を構成する地域の人びとの生活と、その自然、文化および社会環境の発展過程を史的に研究し、それらの遺産を現地において保存、育成、展示することによって、当該地域社会の発展に寄与することを目的とする野外博物館」(文部科学省WEBサイト)
弊社の担当なりの解釈で言えば、三鷹という地域で受け継がれ、この土地の特性をかたちづくってきた様々な文化(自然環境や各種の文化財、伝承やしきたりまで)を研究し、多くの人たちとその価値を共有して魅力を楽しみながら、未来につなげていく活動だと思っています。
本誌は、4月10日(水)から三鷹市内の公共施設等で無料配布される予定です。
また、下記リンク先から、デジタルブック形式で閲覧することができますので、ぜひご覧になってください。
【みたか e-bookポータル】三鷹エコミュージアム研究「みぃむ」創刊特別号
[三鷹市によるプレスリリース]
【報道発表】三鷹エコミュージアム研究『みぃむ』創刊特別号を発行